起業するためにプログラミングを始めようか悩んでいませんか?

結論から言うと「起業が目的ならプログラミングスキルは必要ない」が答えになります。

ではなぜ「起業 プログラミング」と検索するとどのサイトもプログラミングを勧めるのでしょうか。
理由は簡単。プログラミングに関するnoteを売ったり本を紹介することで自分にお金が入ってくるからです。

私の信念としては、適当な情報に流されず自分の意思でしっかり判断してほしい、という気持ちがあります。

ですので、”前述したサイトが間違っている”とかではなく、いろいろな情報を得ながら人生を無駄にしないように考えてもらいたいということです。

当ブログもその判断材料としてぜひ参考にしてみてください。

起業にプログラミングが必要ない4つの理由

もし起業するのが第一の目的なら手段としてプログラミングは必要ないです。
手段としては「経営力」「資金力」「事業計画性」の方がずっと必要です。

したがって起業にプログラミングスキルが不要な理由は以下の通り。

  1. 起業時はやることが多すぎる
  2. サービスやアプリを開発するだけでは成り立たない
  3. 将来的に使わない
  4. プログラミングができない起業家の方が多い

それぞれ見ていきましょう。

理由1.起業時はやることが多すぎる

一つ目に「起業時はやることが多すぎる」という理由。
手続きなどで忙しいのに、経営者がエンジニアの役割まで一人で全てやるのはあまりに非効率です。

具体例として創業時の主な手続きは以下の通り。

「起業時にやるべきこと」
  • 法人設立届書などの書類手続き
  • 社会保険の加入手続き
  • 起業資金のための預金口座開設
  • ロゴマークや名刺の作成
  • オフィスを決めるなど
  • したがって、うまく外注や仲間を利用しながらエンジニアの役割を分担する方が効率的です。
    経営者は経営に特化した方が会社としてもスムーズにいくでしょう。

    理由2.サービスやアプリを開発するだけでは成り立たない

    いくらプログラマーとしてサービスやアプリ開発ができたからといって、会社が上手くいくわけではありません。
    開発してもそれがユーザーに使われなければ赤字です。

    エンジニアとしてだけでなく、その後のプロモーション活動など想像以上にやることが他にもあります。

  • 事前のマーケティング調査
  • 開発直後のユーザーテスト
  • ローンチ後の広告作業
  • 経営費の管理など
  • エンジニア出身の起業家に多い失敗が、開発だけに重きを置きすぎがゆえに、他のことをおろそかにしてしまうことです。

    例えば、「クックパッド」では利用者が女性75%,既婚者67%というデータが出ています。(参考:クックパッド広告関連情報)
    クックパッドはこのユーザーの特徴を活かし、プロモーション活動をしたことで市場を大きくしていきました。

    このような成功例とは反対に、会社におけるプロジェクトの成功率は3割を切るというのが現実。(詳細:「なぜプロジェクトの7割が失敗するのか?」)

    その大きな原因はリーダーシップの欠如だといいます。
    つまり、開発するのだけでも大変なのに、同じくらいもしくはそれ以上のその他の作業をしてやっとプロジェクトが完成するわけで、同時にやるのはあまりにも非現実的でしょう。

    理由3.将来的に使わない

    起業にプログラミングスキルが必要ない3つ目の理由は、「もし今使えたとしても、将来的に経営者本人がプログラミングする可能性が低い」ことです。

    会社が大きくなればなるほど、経営者みずからがエンジニアとしてプログラミングすることはほぼないでしょう。

    それなりの会社になっていれば、資金力も当然あるだろうし、外注したり有能なエンジニアを雇うのが一般的です。

    理由4.プログラミングができない起業家の方が多い

    “起業家はプログラミングするべきだ”と主張する他サイトは、「Instagramの創業者であるケビン・シストローム」や「メルカリのCEO山田進太郎氏」などプログラミングスキルを持つ起業家を例にあげています。

    しかし逆を返せば、スキルを持たずに起業している人もいる訳で、むしろスキルなしの起業家の方が大半を占めているということ。

    例えば以下の通り。

    プログラミングスキルを持たない起業家
  • ソフトバンク創業者「孫正義」
    →創業時に優秀なエンジニアを集めることに注力した
  • サイバーエージェント創業者「藤田晋」
    →ホリエモンこと堀江貴文が設立したオン・ザ・エッジに開発を依頼
  • アップル創業者「スティーブ・ジョブズ」
    →創業時の仲間ウォズニアック氏がエンジニアとして開発を行った
  • さらに、アップルの創業者スティーブ・ジョブズを例にあげると、“ジョブズがエンジニアではなかったからこそ、appleは成功した”と創業仲間のウォズニアック氏が発言しているくらいです。
    ジョブズの人間中心のデザインにするために、理想の形を突き詰めて突き詰めた結果iMacが生み出されたとも言われています。(参考:Gigazine)

    以上からプログラミングスキルを持っていない起業家も多くおり、必ずしもプログラミングを学べば成功に近づくとは言い切れないわけです。

    起業にプログラミングスキルあると良いケースは?

    さてこれまで、起業家にプログラミングスキルは必要ないと散々語りましたが、では逆に必要なケースはあるのでしょうか。
    考えられる2つのケースを取り上げます。

    起業のリスクを考慮して手に職をつけたい人

    「起業に失敗するリスクからプログラミングで手に職をつけておく」というのは賢いやり方かもしれません。

    そもそも、起業してから会社の10年後の生存率は1割も満たないというデータ結果があります。

    つまり10社のうちおよそ9社が潰れ、100社のうち90社以上、1000社のうち900社以上…。
    起業はかなりリスキーということですね。

    その際にエンジニアとしての仕事があれば、企業に就職することもできるしフリーランスエンジニアとして独立する手もあります。

    経済産業省によるとエンジニアの平均年収は568~603万円ほど。
    フリーランスエンジニアになれば、1ヶ月の単価が60万円台というデータも残っています。[参考:レバレジーズ株式会社(https://leverages.jp/)]

    プログラミングスキルがあることで、起業の経営時に活かせる上に、万が一の保険としても利用できるのは大きなメリットでしょう。

    外注のコストを抑えたい人

    エンジニアを雇ったり外注する場合はもちろんコストがかかりますよね。

    そのため、自分でプログラマーとしてのスキルがあればコストを抑えることができます。

    例えば会社のWebサイト制作やロゴ制作は非常に簡単で、基礎的な知識さえあれば誰も作れます。
    一方外注すると何十万もかかってしまうのが現状です。

    したがって、アプリ開発など深い知識までは知らなくてもある程度のスキルを身につけることは経費削減になるでしょう。

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    結論

    今回は「起業にプログラミングは必要なのか」というテーマでお話しました。

    結論としては冒頭で話した通り、基本的に必要ないです。
    経営者は経営に特化した方が効率よく会社が回るからです。

    ただプログラミングスキルとは言わないまでも、Webサイト作りなど初歩的な知識(HTML/CSSあたり)は最低限知っておくと便利かもしれません。

    現にDeNA創業者である南場陽子氏も過去にこんな発言をしています。

    “自分の手でアプリを作ることはできなくても、アプリが作られる過程や仕組みはわかっていてほしい。それだけでも、発想はずいぶん広がるからです。”

    細かい知識は知らなくても、今自分の会社のエンジニアは何をしているかなど進捗しんちょく状況を知るのは大切です。
    雇っているエンジニアをまとめるのも経営者の役割ですから、ある程度の知識は求められます。

    したがって、エンジニアは別で雇いつつ、ある程度の基礎的なスキルは一応持っておくのが経営者としてベストでしょう。
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